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中医気功養生入門

   

 

中医気功とは?

中医気功は、病気予防や健康増進を目的とした中国の伝統医療です。古代中国において気功は、「性命之学(生命の学問)」とか「黄老之学(黄帝と老子の養生法)」と称されていました。

現在、日本にはいろいろな民間気功が流行していますが、中医気功はそれらとは大いに異なります。民間気功は、体操のような外面の動作に重きを置きますが、中医気功は内面の気に重点を置きます。中医気功は中国医学の陰陽学や内臓学の教えに基づいて「調息」、「調身」、「調心」という方法を用います。また、気が体内を循環するという中国医学理論に従っています。

中医気功は体操でもなければ、冥想でもありません。それは自己の集中力と免疫力を高める、有効な手段であり方法です。

12本ある体内の経絡ネットワーク上に気を通すことによって、心理状態や生理機能を調節し、自己コントロール力と調整能力を高め、内臓機能を調節し、心身のバランスを保つことができます。陰陽のバランスを保つことにより、心身ともに安定した状態になり、自己免疫力を高めることにもつながります。とくにストレス、過労、代謝のバランスがくずれたことが原因で引き起こされる多くの病気(肥満・糖尿病・便秘・心身の不安など)は、中医気功の鍛練によって、内臓機能、新陳代謝を調節し全体のバランス取り戻すことができます。

*黄帝…中国古代の伝説上の帝王。医術を教えたとされる。

*老子…道教の祖とされる思想家。実態は謎が多い。

*経絡…中国医学でいう体内の概念上のネットワーク。ここをエネルギー(気・血・津)が通る。体内に12(いわゆる正経)ある。ちなみにツボはネットワーク上の駅のようなもので、エネルギーが滞りやすい場所。

☆ 入静とは?

2000年以上も昔の古代中国の道教の創始者である老子は、「静以養生(静なるを以って生を養う)」言っております。中医気功の学習と練習の第一歩は、入静することにあります。

いわゆる入静とは、短時間のうちにストレスの多い仕事や社会から離れ、一切の悩みを忘れ、「見ても見えず、聞いても聞こえず」といった一種無我の境地に自己をコントロールするということです。一切の雑念を払い、無念無想の状態に入ります。

すべての注意力、即ち思念を一点(丹田=へその下2寸の所にある)に集中させることで、いわゆる気功の状態になります。もし入静に到り一定時間その状態を持続することができたならば、なんとも形容しがたい心地よさや幸福感を味わうことができますし、また疲労もほぐれストレスも解消されます。

*この場合の2寸とは、指2本分の横幅の長さです。

☆入静するための基本方法

気功の技法、練習方法は数多くありますが、練習の基本として要求されるものは、すべての方法において共通しています。それは「調身・調息・調心」という相互に密接な関係を持つ3つです。これら3つを調和させながら、気功の練習をします。

「調身・調息・調心」の3つは気功練習の3大要素であり、気功を科学としてとらえたときの規範となるものです。気功練習の最終目的はこの3点の完ぺきな統合、すなわち「意・気・形」の合一にあり、その統合によって初めて入静に到れるのです。

つまり体内に循環する内気を自ら調節、コントロールすることで自己の意識を高度に集中させて心のざわめきの火を消します。さらに心身の平衡をコントロールすることで、内気をコントロールします。そしてその内気を経絡と臓器にめぐらせることで、病気を取り除いたり代謝をよくすることができるのです。

 

中医気功講座…調身

中医気功の概念をお話しをいたしました。今回は、いわゆる気功状態に到るための基本的方法の一つ、「調身」についてご説明いたします。

調身

調身とは、自ら意識して姿勢を整えることであり、意識的に一定の動作をすることです。調身は「煉形(形を鍛える)」とも言われ、気功練習の初めの一歩です。

調身の基本

「鐘のように坐る。弓のように臥す。松のように立つ。風のように歩く」、これが原則です。

1.坐式…鐘のように坐ります。つまり落ち着いてどっしりと坐ります。坐式にもいくつかの方法があります。

@平坐式(もっとも一般的な方法です)

坐りやすい高さの椅子に腰掛けます。その際、椅子にもたれることなく座席の中央より少し前めの位置に腰掛けます。 頭はやや前傾させ、目と口を軽く閉じます。上半身は背筋を伸ばして真っ直ぐに、肩の力を抜き肘は固定します。腰とお腹をリラックスさせ、両足は肩幅と同じ広さに開きます。膝は直角に曲げ、しっかりと地に足をつけます。指は自然に開き手のひらを下にして腿の上に置きます。

A靠坐式(お年寄りや体の弱い方に適した方法です)

椅子やソファに背ををもたれかけます。足を少し伸ばして坐りましょう。それ以外の姿勢は、平坐式と同じです。

Bあぐら(これには3種類あります)

()自然なあぐら

上半身は椅子に坐った時の姿勢とほぼ同じです。体を少し前傾させ、臀部を高くします。そして自然な形であぐらを組みましょう。 手は軽く握ってお腹の前に置いてもいいし、あるいはそれぞれの手を腿の上に置いてもかまいません。

()片方の足をもう一方の足の腿にのせるあぐら

自然なあぐらを組んでから、どちらかの足をもう一方の足の腿にのせます。あとは()の姿勢と同じです。座禅やヨガのあぐらの片足バージョンといった感じです。

()両方の足を反対の足の腿にのせるあぐら

ヨガや座禅で組むようなあぐらです。自然なあぐらを組んでから、左右の足をそれぞれ腿の上にのせます。つまり足の裏を天に向けます。手のひらも上に向けて腿にのせてください。他の姿勢は()の自然なあぐらと同じです。

C正座

両膝をそろえて正座します。手は軽くお腹の前に置きます。上半身の姿勢は椅子に坐った時(平坐式)と同じです。

「調身」の方法には、上記の坐式以外にも次のような方法があります。ただし、初心者にとっては少し難しいのでここでは簡単な説明にとどめておきます。

2.寝た姿勢の気功…弓のように臥します。全身を充分にリラックスさせてください。

仰向けになって体を楽に伸ばします。両手は自然に両足の側に置きます。踵と踵との間を1cmくらい開けます。これが基本姿勢ですが、この姿勢はそのまま眠ってしまう可能性がありますので、思念を一個所に集中するということを忘れないでください。

3.立った姿勢の気功…松のように立ちます。

松の大樹のように堂々と、足の裏をぴったりと地につけて立ちます。体は真っ直ぐに、どっしりと安定させます。

4.歩く気功…風のように軽やかに歩きます。太極拳の歩き方に似ています。

*椅子は自分に合ったものを選び、楽な姿勢を心がけましょう。姿勢は、その形式よりもリラックスできているかどうかが重要なことです。

 

中医気功講座…調息

今回は気功における呼吸法「調息」について勉強しましょう。調息とは、意識的に呼吸をコントロールすることです。気功を練習する際の重要な方法の一つです。呼吸のリズム、回数、深さを意識的に変えることで、身体のバランスを調えるとともに内臓の働きを調えます。では、呼吸法のいくつかを紹介いたしましょう。

1.自然な呼吸

気功練習の初心者の場合、自然な呼吸法(ふだんの呼吸)から始めるのがよいでしょう。ふだん無意識にしている呼吸をベースに、身体をリラックスさせてから自然に呼吸をコントロールするように練習します。

 さて中国人が気功を練習する際、息を吸う時に"(jing)"、吐く時に"(song)"と心の中で念じるのだそうですが、これは次回にご説明する「調心」にも役立つ方法です。中国語のできる方は"(jing)""(song)"でもかまいませんが、例えば吸う時に「一」、吐く時に「二」でもOKです。もちろん他の言葉でもかまいません。何か自分が集中できる一字を、吸う時と吐く時に念じてみましょう。これは他の呼吸法の時もやってみてください。ちなみに中国語の「松」にははリラックスという意味もあります。

2.腹式呼吸

最も一般的な気功の呼吸法です。この呼吸法は内なる気を集め、貯め、調節することに適しているからです。自然な呼吸との大きな違いはここにあります。 では、自然な腹式呼吸から練習していき、徐々に深く長い腹式呼吸へと進めていきましょう。

 鼻からゆっくり息を吸いながら腹筋をリラックスさせ、横隔膜が下降していく動きににあわせてお腹がへこみます。

 次に口からゆっくりと息を吐きながら腹筋を収縮させ、お腹をふくらませます。この時、横隔膜もこれにあわせて上昇し、元の位置に戻ります。

3.提肛呼吸

息を吸う時に肛門のまわりの筋肉を収縮させ、息を吐く時にその筋肉をゆるめるという呼吸法です。この呼吸法は、痔や内臓の下垂にも効果があります。

以上がおもな「調息」の方法ですが、その前提には正しい姿勢と心の安定(「調心」次回の予定)が欠かせません。その2つができて、初めて呼吸をコントロールすることができるのです。「形正しかざれば、気順(した)がわず。気順(した)がわざれば、意(こころ)やすらかならず。須(すべか)らくその自然なるに順(した)がい、自然にまかせることなかれ」

リラックスした気功状態では、呼吸はゆっくりとそして深く細くなります。それはけっしてそういう状態を作ろうとしてできるものではありません。正しい姿勢、正しい呼吸、一個所への思念が自然にできてこそ完成するものです。ですから「調息」は、呼吸を調えるというよりも、呼吸が自然に調うことと理解してください

 

中医気功講座…調心

気功の「三調=調身・調息・調心」のうち、最も重要な鍵は調心、すなわち心を調えることです。このことを古代中国では「存神(精神を見失わないよう修養する)」「守神」「養性(天から授かった性質をりっぱに育てる)」などと言っていました。

「調心」の方法は、換言すればイメージトレーニングであり、「気功態」と呼ばれる無念無想の状態に入ることを目標としています。気功態に入ると、一種不可思議な、形容しがたい喜びと幸福感に包まれます。これは「気功快感」と呼ばれ、この時には一切のストレス、疲労、苦痛、悩みなどのすべてが雲散霧消します。

調心の方法

1.松静法(心身をリラックスさせることで入静する)心身ともにリラックスさせることは、入静の基本です。仕事や社会生活から受けるストレスが原因で、病気になる人もいます。気功の練習をすることで、心身の緊張をほぐしましょう。

方法

正しい気功の姿勢をとり、まず全身をリラックスさせます。いわゆる意念引導とは、自己の身体を綿のように柔らかく、あたかも一片の雲のようにイメージすることです。頭から足まで、外面から内臓にいたるまで、すべて弛緩させましょう。気功の練習中、このイメージが持続できれば、入静ができます。これが初心者の「調心」の第一歩であり、入静への一番の近道です。つまり心身のリラックスと入静は、相互に密接な関係があるのです。

2.意守法

意守とは調心の主要な方法です。即ち思念を一点に集中させることで、意識を自己コントロールできるように鍛練するのです。

もちろん心身のリラックスは、その前提にあります。思念を一点(部位あるいはツボ)に集中させます。一切の雑念を払い、万念を一念とします。いわゆる"見ても見えず、聞いても聞こえず"の一種無我の境地に心を置くことで、入静状態に入ります。

 ただし、目的はあくまでも入静であり、意守は手段としてのものです。入静後は、さらに心身の平衡や内気を自己コントロールします。内気を経絡と臓器に巡らせることで、病気を取り除いたり代謝をよくすることができるのです。

*意守の部位とツボは数多くあります。常用する意守法を紹介しましょう。

@意守丹田法

丹田とはツボの名前です。部位はへその下2寸の所にあります(このツボには畑のような生産能力、金丹のような効果が得られるという意味があります)

丹田は内気の源であり、気功練習時、意念を丹田に集中させることを意守丹田とも言います。最も常用する方法です。

 意識を自己コントロールし、丹田に集中させます。そのツボの部分の感覚を研ぎ澄ませます。感覚があるのはその部分だけで、他の部分の感覚は消滅します。そして呼吸とも調和させます。鼻からゆっくりと息を吸い、空気を丹田まで下降させます。もちろん、実際に空気が丹田に行くわけではありません。そのような意識を持って呼吸するということです。

 空気を少し丹田に留まらせてから、今度は口からゆっくりと吐きます。そのように繰り返すことで、呼吸はゆっくりとそして深く細くなります。

 心身をリラックスさせ、意識を丹田に高度に集中することで、身体はあたかも一片の雲のような感覚になり、一種無我の境地に入ります。これがいわゆる気功状態です。

A意守命門法

「命門」もツボの名前です。位置は第二腰椎の下の所です(生命の門戸という意味があります)。思念を自己コントロールし、命門に集中させます。もしこの方法ができれば、腰痛や生殖系統の病気、更年期障害などにも効果を発揮します。方法は意守丹田法と同じです。初心者にとって意守命門法は少し難しいものです。意守丹田法をマスターしてから、意守命門に移りましょう。

B意守ツボ法

意守できるツボは数多くあります。入静と意守丹田ができるようになったら、ツボを随時選択して意守することで、多くの病気治療に応用できます。具体的な方法は同じです。

常用するツボの効用を紹介しましょう。

☆「百会(頭の最高部の中心点))…脳貧血、低血圧、健脳効果もあります。

☆「湧泉(足の裏前部1/3の凹部)」…高血圧、心臓病、不眠、神経系統の病気などにも効果があります。

C意守呼吸法

A数息法

気功の練習中に呼吸の数を黙念する方法です。これも入静に到りやすい方法です。一般に数百回数を念ずることで入静にできると言われています。思念の集中がしやすいのです。入静に到れば、呼吸も感じなくなりますので、自然に数を念じることはなくなっています。

B黙念法

気功を練習する際に、吸う時と吐く時に何か一字を心の中で念じる方法です。この字は何でもいいのですが、自分の好きな字で、念じやすいものがよいでしょう。

以上二つの方法は、初心者にとって雑念を払い、思念を集中しやすい点、また眠気に誘われないという点でも有効な方法です。

U.調心時に必要なこと

1.心身ともに必ずリラックスさせること

入静の過程中は常にリラックスしていることが基本です。まず、自然な姿勢で、緊張せず、疲れないように心がけます。これは入静のための第一歩です。 身体の上から下まで、順次弛緩させていきます。この時、外界に対する反応は徐々に薄れていきます。そして手足はだんだんと温かみを覚えていきます。あるいは、丹田に気があるような感じがし、心身がとても軽くなります。

この状態が続けば、だんだんと雑念も消えていきます。呼吸も深く細い状態に変化します。時間の概念もはっきりしなくなり、体がなくなるような感じがすれば、入静の最高階段に到ります。

2.意守に必要なこと

いわゆる「意守」とは、意識を自己コントロールすることです。力はけっして使いません。ある部位に思念が集中すると、入静の過程中でいろいろな感じが自然に生じてきます。その感覚は人によりさまざまで、すべての人が同じというわけではありません。

 もし、身体や意識に力が入り、イメージを強要したりすると、入静は遠いものとなります。逆に、精神的な緊張や頭痛といった弊害があるかもしれません。正しい練習方法をとることが一番重要なことです。

 

気功練習の注意事項

〔一〕練習前

T.気持ちを落ち着かせます。

U.静かな環境をつくります。

V.強い光などで目を刺激しないように注意します。

W.痛みやつらい症状があるときは、症状がおさまってから練習をしましょう。

X.練習のための椅子のサイズは、自分の身体に合うものを選びましょう。あまり硬くなく、疲れにくいものにしましょう。

Y.練習前にトイレへ行きましょう。

Z.練習時の衣服は、きつくないものにしましょう。ベルト、時計、眼鏡などは外しておきましょう。

[.練習前に簡単な体操をすると、身体の緊張もほぐれ、リラックスしやすくなります。

〔二〕 気功練習中の注意

T.もし、雑念が払えなくて、入静がなかなかできない時は、いったん練習をやめ、身体を軽く動かし、深呼吸をしてみましょう。雑念も減り、練習がしやすくなります。

U.練功中に、特別な感じがあったとしても、そのことに気を取られないようにしてください。自然に出現した感覚は、自然に消滅するにまかせましょう。

〔三〕気功終了時の注意(収功の方法)

いわゆる「収功」とは、入静から平常に戻る過程です。静から動へゆっくりと戻ります。すぐに動き出したりするのは避けましょう。

 まず意識を動へと戻す準備をします。2〜3分かけてゆっくりと覚醒させてから、体を軽く動かしましょう。まず両方の手のひらを擦り合わせます。だんだんと力をいれます。両手が熱くなったら、頭から胸、腹まで全部を擦りましょう。

 ここまでで気功練習は終了です。

 

 
 

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